【クリスマス】ターキー(七面鳥)のクリスマス・ディナー2020

料理・グルメ

今日はクリスマス。

妻が頑張って、ターキー(七面鳥)の丸焼きを焼いてくれた。

アメリカでは、感謝祭もクリスマスも、家族が集まってのご馳走といえばターキーの丸焼きだという。

いつも思うのだけれど、見た目からして、これ以上ないくらい豪勢である。

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ターキー丸焼きのレシピの優劣

ブライン液に浸けてから焼くレシピ

いままでは、妻はターキーを焼くときには、ブライン液に一晩浸けたあとで焼くレシピで料理していた。

ブライン液とは塩と砂糖を溶かした水ということらしいが、妻はタイムやローズマリーなどのハーブを一緒に浸けこんでいたようだ。

肉を一晩浸けこむくらい簡単と思われるかもしれないが、小さいターキーとはいえ7㎏の重量がある。体積だって、これだけで冷蔵庫がほとんどいっぱいになってしまう大きさだ。

液と合わせた重量は妻一人では扱いが大変なので、浸けこむ作業は私も必ず手伝う。

我が家では水漏れしないビニール袋の中でターキーを浸けこむのがいつものやり方だが、バケツがないと扱いが悪い。そして、7㎏のターキーが入る大きめのバケツを冷蔵庫に一晩入れるというのは、つまり冷蔵庫をほぼ空にすることを意味するから、前準備も大変なものなのだ。

ブライン液に浸けることで、チキンと比べてもパサパサになりがちなターキー肉がしっとりと落ち着いた味になる。実際、妻が焼くターキーは、アメリカのレストランで食べたことのあるターキーと比べ、しっとりしてずっとおいしい。

浸けこまない代わりに、表面にバターを塗るレシピ

妻は今回はじめて、浸けこまずに済む、いつもより簡易なレシピで料理してみた。

ブライン液に浸けこむ苦労のかわりに代わりに、今回はタイムやローズマリー、セージなどのハーブを混ぜ入れた、溶かしたバターをターキーの表面に塗り、そのまま焼くレシピである。

ターキーの前準備で気を遣うのは、料理する前に冷蔵庫内でしっかり解凍されたことを確認するだけ。

焼け上りは残念なら、あとでも述べるように、胸肉以外は、普通にパサパサな食感になってしまった。

2つのレシピの比較

比較の結果は、いつものブライン液に浸けこむレシピのほうが圧倒的においしい。

今回のレシピだと、脚や腕の肉が、目立ってパサパサになってしまい、ターキーはブライン液につけるのがよいという結論だ。

ターキーは胸肉がおいしい

とはいっても、今回も、胸肉は、いつもと同じように最高に美味しい!!

そういえば、アメリカでは、「ターキー・ブレスト」という言葉はよく聞いた。「ブレスト」は胸の意味。

感謝祭の日のレストランのランチでターキーといえば、胸肉が出てきたし、普段のサンドイッチ屋でも、ターキー・ブレスト・サンドイッチがメニューに載っている店は多かった。

「チキン・レッグ」や「チキン・ウイング」はアメリカの人気料理だけど、「ターキー・レッグ」や「ターキー・ウイング」とかいう言葉は、聞いたことない。「レッグ」は脚、「ウイング」は翼というか腕のことです。

そう思うと、ターキーが大好きでしょっちゅう食べているアメリカ人たちでも、胸肉以外には苦戦しているのかもね。

私の盛り付けが雑なのが難だけれど、妻特製のクランベリー・ソースはいつも絶品で、グレービーと一緒にターキー・ブレストにつけると、最高の味!

簡易バージョンのレシピでも、7㎏もある七面鳥のボディをオーブンパンに載せたり、スタッフィングしたり、オーブンに出し入れしたりするのは、一日がかりの大仕事。

家族で一緒に過ごせることに、そいて家族のために頑張って料理してくれた妻に、感謝

家族のために頑張ってくれた妻に、感謝。

今年も最高のクリスマス・ディナーが楽しめました!!

メリー・クリスマス!

皆様もよい休暇をお過ごしください。

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