【シカゴの夜景と観光】 ネイビーピアのニューイヤー・カウントダウン花火2019

シカゴ2018-2019

人類はじめての観覧車が作られたのはシカゴだったこと、皆さん知ってましたか?

人類初の観覧車はとうに取り壊されてしまっているけれど、その後ネイビーピアに新設された観覧車は、シカゴのランドマークのひとつである。
ネイビーピアは、シカゴでも地元の人々に人気の行楽・ショッピングの拠点でもある。
2019年の新年は、ネービーピアのカウントダウンを見に行った。
シカゴでも最も人気のある、美しいシカゴの夜景を眺めながらのニューイヤー・カウントダウンである。

本記事では、そのときに書いた文章をもとに、ネイビーピアのニューイヤーの魅力を紹介する。

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シカゴのミシガン湖畔にある行楽地ネイビーピア

今年の年末年始は、シカゴに滞在している。
シカゴは日本とは時差が14時間あるので、日本よりも新年を迎えるのは14時間遅い。

今年のニューイヤーイブは、シカゴのネイビーピアでカウントダウンを見に行った。
シカゴは5大湖の一つ、巨大なミシガン湖に面した都市である。
ネイビーピアは、ミシガン湖に作られた埠頭で、現在は行楽地になっている。
もともと米海軍が使用していた基地を、市民の憩いの場として還元した歴史があるため、ネイビー(海軍)・ピア(埠頭)と呼ばれている。

ネイビーピアから望むシカゴの美しい夜景

ネイビーピアの周辺には、シカゴの中でも高層ビルが立ち並ぶ界隈で、湖に突き出ているネイビーピアから見返すスカイラインは素晴らしく美しい。


観覧車の町シカゴ

史上初の観覧車は、1893年のシカゴ万博のときに設置された。
1889年のパリ博にエッフェル塔が建設されたことは有名だが、その次の万国博覧会がシカゴでの開催だったということである。

100年以上前の話だが、この観覧車は高さ80メートルだったというから、当時の技術の粋を集めて建設されたものに違いない。
現在でも高さ80メートルの観覧車は、巨大である。

人類初の観覧車の設置場所はネイビーピアよりも少し南の、シカゴ大学のキャンパスの近くであったらしい。
現在では、ネイビーピアには新しい観覧車があり、シカゴのなかでも目立つランドマークになっている。


ニューイヤーイブのネイビーピア

私はネイビーピアに行くのは2回目であった。
十年以上前に行った前回は、年越しギリギリに到着し、カウントダウンをみるだけだったので、ネイビーピアの中を散策することは今回がはじめてだった。

実体としては、レストランとフードコート、それにお土産屋的な店が軒を並べるショッピングモールである。
もっと観光スポットを期待して出かけた私には、シカゴのおすすめスポットを尋ねられたアメリカ人がこぞってネイビーピアを薦める理由は全然わからなかった。

お菓子屋さんでは日本のお菓子も人気な様子―一番目立つ場所に積み上げられていたのは、”Crave Japan Box(日本を堪能する箱)”30ドルで、私たちはうれしく思った。

シカゴの夜景を眺めながらのニューイヤー・カウントダウンと花火

私が知っていたシカゴのニューイヤーイブはいつも、零下10℃くらいまでは冷え込むため、外で花火を見るのはかなりの覚悟がいった。
が、今年は氷点下に達しなかったのではないかと思うくらい暖かだった。

真夜中の10分前くらいになると、埠頭はやはりすごい人込みだ。

シカゴの美しい夜景を眺めながら新年の秒読みを待つというのも、素敵なニューイヤーイブである。

観覧車のあるデッキを見上げると、人の頭が鈴なりである。

残念だったのは、真夜中までの秒読みがなかったため、みんなでカウントダウンをすることなく、前触れなしに花火が始まってしまったこと。

シカゴ川のニューイヤー・カウントダウンを思いをはせる

ネイビーピアに面したミシガン湖には、シカゴ川が流れ込む。
シカゴ川でも花火大会があったようで、高層ビルが煙に隠れてしまっていた。

シカゴの町そのものが建築の博物館みたいなものだと、ガイドブックにはよく書いてあるが、実際シカゴの高層ビルはただ高いだけでなくて、とても美しい建物が多いと思う。

シカゴ川は両側にそんな高層ビルが軒を連ねているので、ビルの窓に映る花火はさぞかし美しいだろうと思った。
次の機会があるのかどうかわからないが、次があったらぜひ、シカゴ川でカウントダウンを見てみたいと思った。

我が家では30日の夜中に車が壊れた。
今年の年越しは、家でひっそり過ごすのかと思っていたところだったから、大晦日になんとか車がなおり、妻との思い出が多いシカゴで、家族で過ごせたのは上出来であった。

ハッピー・ニューイヤー!!

更新履歴

  • 2021年5月7日 本サイトに移転。節見出しを付け、文章も少し修正を加えた。
  • 2019年1月1日 Gooブログ「(旅行記。プエルトリコ、ニューオリンズとラスベガス。ひねもすのたり)」にて公開。

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