シカゴ・ダウンタウンにあったロックンロール・マクドナルドの現在の姿

シカゴ2018-2019
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マクドナルド帝国の本拠地はシカゴ

マクドナルドは世界中に支店を出す、アメリカを代表するレストラン・チェーンだ。
知らない人はいないだろう。

しかし、マクドナルドの本拠地がシカゴで、本社がシカゴにあることは、知らない方もおられるのでないだろうか。

世界中のマクドナルド店舗の中でもっとも内装に力が入った旗艦店も、シカゴのダウンタウンにある。

マクドナルド旗艦店の現在の姿

年末年始にシカゴに行った際には、このマクドナルド旗艦店にコーヒーを買いに寄った。

現在の旗艦店は、天井が高く、頭の上にたくさんの緑がある、なんだか北欧の家具屋みたいなスッキリしたオシャレな空間になっている。

改装前の旗艦店はロックンロール・マクドナルドだった

私と妻は、以前シカゴに住んでいた。
私たちが日本に帰ってきた2010年ごろに、この店舗は改装し、現在の姿になった。

シカゴの繁華街の中、ノース・クラーク・ストリートに面したこの店舗は、改装前はロックンロール・マクドナルドと呼ばれていた。

お店の中にはジュークボックスはもちろんのこと、巨大な50年代クラシックカー、横断歩道を渡る等身大のビートルズ4人の像などが店内に置かれ、壁には往年のロックンロール・スターたちの写真やポスターがびっしり貼られていたものだった。
そんな展示品がたくさんあったのに、客席が広く、ゆったり座れた。

ハード・ロック・カフェの内装を、もっと自然な明かりで明るくしたような感じだったと思う。

売っている食べ物が安いから、はるかにゆったりした気持ちになれる店だった。
24時間営業だったから、夜のシカゴの町で遊んだあと、ここで帰り際にだらだらコーヒーを飲んだりしてここで過ごすのが大好きだった。

ロックンロール・マクドも歴史的1号店も、写真を撮っていなかった驚き

私が妻と知り合ったのは、シカゴに住みはじめてから何年も経ってからだった。
それなのに、マクドナルドの本拠地がシカゴだとは、妻から聞くまで知らなかった。

妻と付き合い始めたころ、ふたりでシカゴ郊外にある歴史的第1号店にも、ロックンロール・マクドナルドにも、行ったことはあった。
それなのに、今回記事を書きながらハードディスクの中を探してみると、どちらの店の写真も残っていない。

1号店に遊びに行った頃は、妻と付き合い始めたころで夢中だったころ(いまも夢中だけど、当時よりは落ち着いたかな)だったから、写真どころではなかったに違いない。

だが、当時から写真を撮るのが好きだった私が何度となく行ったロックンロール・マクドナルドの写真を撮っていなかったのは、びっくりであった。
(もちろん、ネット検索すると、当時の旗艦店の写真はたくさんヒットします。)

マクドナルド本社屋の写真

唯一残っていたのは、マクドナルド本社のビルディングの写真。

本社屋の隣にはマクドナルドの支店があり、妻と入って見たものの、そこはありふれたマクドナルド・レストランであった。
もう10年くらい前のこと。

時代とともに変化したマクドナルドの本拠地(追記)

マクドナルドの本拠地としてのシカゴについて本記事を書いたのは2019年のこと。

サイト移転のため記事を見直しながら少し調べてみたら、本記事を書いていた当時に知らなかったマクドナルドの大変革を知ることになった。

  • 2010年ごろに、シカゴ・ダウンタウンにある旗艦店は、長らく愛されていたロックンロール・マクドナルドから改装され、北欧風クリーンでグリーンな店舗に生まれ変わったのは、本記事に書いた通り。
  • 本記事でも触れた歴史的第1号店は、1980年代に閉店した後もずっと保存されていたのだが、2018年に変わり果てた姿に縮小されてしまった。このことについて書いた別記事へのリンクを、本記事の最後に載せるので、ぜひ読んでいただければ幸いです。
  • 唯一、古い写真が残っていたマクドナルドのヘッドクォーターも、シカゴ市内に2018年に竣工した新社屋に移転した。

シカゴにあったマクドナルドのランドマーク的な建物が、この10年足らずですべて無くなり、あるいは一新されたことになる。

関連記事

マクドナルドの歴史的な1号店は、数奇な運命の後で、変わり果てた姿になって保存されています。
1号店の現在の姿について紹介した記事は以下です。ぜひお楽しみください。

更新履歴

  • 2021年2月12日 本サイトに移転。節見出しを付けたほか、追記の節を追加。
  • 2019年2月2日 Gooブログ「(旅行記。プエルトリコ、ニューオリンズとラスベガス。ひねもすのたり)」にて公開。

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