アメリカに来ると、やはり富が集まる国だなと思うことがある。
今回は、そんな一例で、戸外に暖炉を配したアメリカのショッピングモールを紹介する。
日本のショッピングモールも、最近はだいぶアメリカのモールを真似て建設されるようになったが、無駄遣いを恐れない発想は、アメリカだけのものに思う。
思い出の多いショッピングモールを再訪
年末年始にシカゴに滞在した際、用が出来て、10年ほど前に妻と住んでいた郊外の町に立ち寄った。
そのときに寄ったこのショッピングモールも、往時に妻と一緒に買い物に行ったりしたモールである。
景気が悪かった00年代後半のアメリカ、本屋の衰退
ただ、私たちがシカゴ郊外に住んでいた2008~9年ごろは、ブッシュ政権の末期ころで、アメリカはずいぶん景気が悪かった。当時はあちらこちらのショッピングモールで空き店舗が目立った。
本屋の衰退は不景気のせいでなくてアマゾンの台頭のせいだったが、当時は本屋がどんどん地域からなくなっていった時期でもあり、本屋が好きだった私たちには、だいぶ寂しかった思い出である。
全米展開の大規模本屋チェーン、ボーダーズが破産したあとで、このショッピングモールでもボーダーズと顧客を争っていたバーンズ・アンド・ノーブル・チェーンの本屋が撤退したりした。
活気を取り戻したアメリカを象徴する戸外の暖炉
久しぶりに訪れたこのモールは、ずいぶん活気を取り戻しており、アメリカも景気がずいぶん回復したのかなと思った。
そして、このモールにはなんと、戸外に暖炉が設置されていた。
ガスの火のものなので、手間がかかる本物の薪の暖炉ではない。
そもそも、寒いシカゴの戸外では暖を取るのが目的なはずもない。
資源の無駄遣いといえばそうだが、なんとも贅沢である。
クリスマス・シーズンのアウトレットモールを家族で楽しむ
もう一カ所、こちらはシカゴ郊外最大級のアウトレットモール。
写真には撮らなかったが、やはり以前は見たことがなかった屋外暖炉が新しく設置されていた。私たちが訪れた日には、火は付いていなかったが。
クリスマスツリーと記念写真用背景が多く配置されているショッピングモール
時期的に、クリスマスツリーがあちらこちらに飾り付けられており楽しい。
ショッピングモール内に記念写真を撮るためのスペースが多く用意されるようになったようだ。アメリカでもインスタグラムとか、流行ってるのかな!?
女の買い物の間の、男たちの楽しみは、プレッツェルの買い食い
ちなみに妻は、この下着屋さんが大好きなようで、アメリカに行くたびにこのチェーンのお店を血眼になって探している:
私と息子はというと、妻が買い物をしている間に、プレッツェルを買い食いするのがとても楽しみだったりするのである。
日本ではあまり売っているのを見ないが、モチモチ食感のパンに塩が付いているとても美味しい食べ物である。
更新履歴
- 2021年8月20日 本サイトに移転。節見出しを付けた。
- 2019年3月13日 Gooブログ「(旅行記。プエルトリコ、ニューオリンズとラスベガス。ひねもすのたり)」にて公開。
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