ナイアガラからシカゴにドライブで帰る途中、エリー湖に面してクリーブランドの町がある。
通りがかりに、町中をちょっとだけドライブしてみた。
アメリカの地方都市クリーブランド
クリーブランドは都市部人口40万ほどだが、郊外を合わせると200万人ほどが住む地域だ。
かつては重工業が栄え、裾野が広い大きな町だ。
綺麗な街並みな割に、アメリカの他の地方都市と同じく、人通りが少なく少し寂しい感じがする。
ただ、今回の旅行では、行きに通りかかったデトロイトも帰り道のクリーブランドも、過去の旅行に比べると、ずいぶん車通り・人通りが増えた感じがした。
きっとアメリカは景気がよくなっているのだろう。
クリーブランドのダウンタウン・エリアの町並み
そして、それほど高い建物が多いわけでないのに、アメリカの地方都市がいつもスカイラインがとても楽しみなのは、数が少なくても特徴的な形をした高層ビルがあるからだろう。
ターミナル・タワーという、ひときわ美しい高層ビルの前には、公園があり、それを囲むように裁判所や銀行な重厚な建物が並ぶ。
町の行政の中心地だろうと思うが、とても落ち着いて素敵な一角である。
昔、チャーリー・シーンとトム・ベレンジャーが主演した「メジャー・リーグ」という映画が大ヒットした。
その映画の主人公だったクリーブランド・インディアンズの球場の前も通り過ぎた。
もう30年ほど前の映画だと思うと、時の流れは速い。
ロックの殿堂はピラミッド風建築
そして、クリーブランドのエリー湖畔をドライブしていると、妙なピラミッドが現れた。
ロックの殿堂の建物であった。
中に入ってみたら、ハードロックカフェみたいに、自動車が中吊りになっていた。
巨大ホットドッグの人形も、宙づりになっていた。
殿堂=ホール・オブ・フェームとは、どういうことか⁉
残念ながら、殿堂と併設の博物館を見るのには入場料が要った。
たいしてロックファンでもない妻と私は早々と退散してしまった。
このブログを書きながら、そういえば殿堂というのがどういうことなのか、よくわからないことに気が付いた。
殿堂は、英語では「ホール・オブ・フェーム」(hall of fame)である。日本語でも、「殿堂入り」という言葉はよく聞く。
アメリカ人同士が、野球やバスケットボールの殿堂に行った話で盛り上がっているのを見たことがあったが、その時私は意味がわからなかった。
そして、あまり疑問に思ったりしたこともなかった。
ネットで「hall of fame」を画像検索すると、その業界の発展に大きな貢献があった人たちのプレートなどを壁一面に飾った写真がたくさん出てくるから、そういうものなのだろう。
ハリウッドのウォーク・オブ・フェームも有名だが、あれの壁バージョンみたいな感じだろうか。
一回くらい見に入ってみてもよかったかな、殿堂というやつを。
スポーツにはさらに興味がない私たちには、スポーツの殿堂よりははるかに馴染みやすかっただろうし。
とはいっても、大人26ドル、子供16ドルだと家族3人で68ドル(7500円くらい)。
高いなぁ。。。
更新履歴
- 2021年3月30日 本サイトに移転。節見出しを付けた。
- 2019年7月5日 Gooブログ「(旅行記。プエルトリコ、ニューオリンズとラスベガス。ひねもすのたり)」にて公開。
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