春にナイアガラ旅行をしたことを、しばらく前からシリーズで書いている。
すでにナイアガラの滝観光については書いたので、今回からは、シカゴに向かう帰り道のことを書く。
今回は、五大湖の真ん中にあるエリー湖畔の様子を書く。
行きとは別の道を選ぶのがロード・トリップの基本
今回は、シカゴーナイアガラの長距離を弾丸ドライブ旅行であったとはいえ、ロード・トリップである。
ロード・トリップの魅力は、道中に面白そうな場所があれば、ちょっと寄ってみることができることだ。
行きになかった面白い寄り道があるかもしれないから、できることなら帰り道は別の経路を取るのは、ロード・トリップの基本である。
行きはエリー湖の北岸沿いにドライブしたので、帰り道は南岸沿いの旅である。距離にして900kmほどの道中である。
ナイアガラ観光の夜は、約200キロを移動
丸一日かけたナイアガラ観光のことは「ナイアガラ瀑布を1日かけて堪能する」と「アメリカ側から眺めるナイアガラ瀑布」に書いたが、当日は曇った中での観光であった。
観光したその晩は、そのままペンシルバニア州エリーという町まで車を走らせ、そこでホテルを探して泊まった。
ナイアガラ―シカゴ間と比べるとずいぶん近いように見えるかもしれないが、ナイアガラ~エリーの距離は190キロメートルである。
エリー湖は五大湖のひとつ、巨大な湖
上の地図を見てもらうとわかるが、ナイアガラの滝は、エリー湖からオンタリオ湖(地図の右端で切れてしまっている湖)に流れる水が作る滝である。
五大湖はすべて同様のサイズ感だが、エリー湖は長さが200キロ、幅50キロくらいの巨大な湖だ。
日本最大の琵琶湖でも、長さ30キロ、幅15キロくらいだと思うと、巨大さをわかってもらえると思う。
エリー湖の眺め
朝起きてみると、前日の曇天とは打って変わって晴れの天気であった。
せっかくなので、エリー湖の湖畔に出てみた。
本来はたぶん、対岸が視認できないくらい広いのだろうが、エリーの町のあたりでは半島が視界を遮っていて、湖の広大さは分からなかった。
それでも、穏やかな晴れの日のエリー湖は、静かで美しかった。
エリー湖の埠頭にいたカモメの群れ
埠頭には、カモメがたくさんいた。
ポテトチップスをあげたら、たくさん集まってきた。
そして投げてあげたチップスを争って食べるものの、私たち人間が2~3メートルの距離に近づくと、警戒して逃げてしまう。
別の記事に書いたナイアガラにいた人懐っこいリスと比べると、ずいぶん警戒感が強い。
カナダ雁は日本にはいないが、カモメはどこに行っても同じ形をしている。
ただ、日本で内陸に住んでいる私たちにとっては、カモメはすこし珍しかったりする。
更新履歴
- 2021年3月30日 本サイトに移転。節見出しを付け、文章もすこし付け加えた。
- 2019年9月2日 Gooブログ「(旅行記。プエルトリコ、ニューオリンズとラスベガス。ひねもすのたり)」にて公開。
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