【ニューオリンズ観光】ニューオリンズ発、シャトル送迎で行くワニ・ウォッチングの湿地ツアー

ニューオリンズ2017


年末年始に家族で行ったニューオリンズ旅行のことを、何回かに分けて書いている。
今回は、滞在中に参加したワニ・ウォッチング・ツアーのことを書いてみたい。

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ニューオリンズを取り囲む湖沼地帯

ニューオリンズは、ミシシッピ川がメキシコ湾に流れ込むあたりにある都市だ。
空港に着陸する直前の飛行機の窓からは、海岸線に沿って多くの湖沼が存在することを見て取ることができた。


後で地図を見てみたら、陸と海の境目では実際に陸が半ば水没し、無数の湿地帯となっていた。

送迎付きで行くワニ・ウォッチングのクルーズ・ツアー

そんな湖沼にはワニが生息するのだそうで、ワニを見に行くクルーズ・ツアーに参加してみた。
市内からは片道1時間ほど、現地のクルーズが2時間ほどで、ニューオリンズのホテルまでの送迎も合わせて、大人一人あたり50ドル(約5000円ほど)のツアーだ。

15人ほど乗れるマイクロバスに乗り合わせての出発。

今回の旅行ではレンタカーを借りなかったので、私には楽しいドライブだったが、通り抜けたニューオリンズの郊外は少し寂れた殺伐とした地域が多いようだった。

しばらく進むと、しばし都市の北に広がるポンチャートレイン湖沿いに道路が走る。

これを過ぎると、沼地沿いに道路が走るようになる。

そんな景色をしばらく走ったら、クルーズ・ボートが待つ湿地に到着した。

クルーズ・ボートの桟橋にて

30-40人ほど乗れるクルーズ・ボートはこんな感じ:

乗り場にはワニが警告板を掲示しており、曰く「これまでワニに人肉を餌付けせずに済んでいます。はじめての例にならないようにしてください」。

同じワニのセリフ・バルーンに、「鶏肉みたいな味わい」とあるのは、ワニ自身の肉の味のことをいっているのだろうか。まさか、人肉の味がチキンに似ているというワニ目線のコメントではあるまい。

乗り場のたもとの小屋の中では赤ちゃんワニが飼われていたが、結構かわいい。

ジメジメと湿気が高い中の不吉な雰囲気の湿地クルーズ

残念ながら小雨が降ったり止んだりする曇天の中のクルーズだったが、そのぶんジメジメした雰囲気はなかなかのもの。


根元が沼に水没しながら生えている独特な木々は美しく興味深い。
このサイプレスという大木は、硬い木材向きの樹木であり、ニューオリンズの家屋の資材に多く使われているのだそうだ。

幽霊船のマストのような、葉がボロキレのような樹木は、実に不吉な雰囲気で、たまにコンドルやタカが留まっているのが実に不気味だ。


寒さのせいか少なかったが、野生のワニを見ることができた‼

年末の寒い季節の、しかもシトシト雨が降ったり止んだりする日のことだったが、なんとか4~5匹のワニを見ることができた。

とはいっても、2時間ほどのクルーズ中にほんの数匹。

ワニの赤ちゃんを抱っこしたゾ‼

さすがにすこし退屈に感じ出したところで、ガイドを兼ねる船長がおもむろに取り出したのが、ワニの赤ちゃん。

噛まないように口にビニールテープを巻いたうえで、我々に触らせてくれた。

ほかのみなさんと同じく、妻も私も、ワニの赤ちゃんを抱っこさせてもらったし、おっかなびっくりだった6歳の息子も、赤ちゃんの頭をちょっとだけ撫でることが出来た。

6歳の息子には最高の思い出となったワニ・ウォッチング

今回の旅行中、息子にとってもっとも面白かったのはやはりこのワニ・ウォッチング・ツアーだった様子で、彼がお土産に買ってもらったのはワニばかりだった。

ワニの顔のアップ写真

ちなみに、撮った写真を帰国してからじっくり見てみたら、ワニ、なかなか精悍な顔をしていた。

更新履歴

  • 2021年2月21日 本サイトに移転。節見出しを付けた。
  • 2017年1月15日 Gooブログ「(旅行記。プエルトリコ、ニューオリンズとラスベガス。ひねもすのたり)」にて公開。

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