【ワシントンDC・ダレス空港のトランジット】アメリカン・ステーキを楽しめる空港ホテル―アメリカならではの食べごたえ、テキサス・ロードハウスのTボーン・ステーキ

ワシントンDC2017

退屈なワシントンDCダレス空港のトランジット泊に、おいしいアメリカンなステーキを楽しめるホテル選び

レンタカーをしない限り、アメリカの空港周辺のホテルは、退屈なのが常である。
食事だって、徒歩圏内にパンケーキハウスとかの安っぽいファミレスしかない場合が多い。

けれども、ここで紹介するワシントン・ダレス空港の近くのホテルは、隣(徒歩1分、というか目の前)にいかにもアメリカな、そしておいしいステーキハウスがある。
ワシントンDC・ダレス空港のトランジットで寝るだけのホテルを探していて、でも、せっかくならおいしいアメリカン・ステーキを楽しみたい方には、ぜひおすすめ‼

お盆の家族旅行では、プエルトリコからの帰途、フライトのコネクションが悪く、ワシントンDCに一泊した。
本記事では、ワシントン・ダレス空港のこと、ホテルの様子と、ホテルの隣のステーキハウスの様子を紹介する。

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ワシントン・ダレス国際空港

堅実で機能的なアメリカの空港、ダレス空港もそんな感じ

ワシントン・ダレス国際空港は、アメリカの多くの国際空港と同じく、なんとなく古臭さを感じさせる空港である。

華美とか洒脱とかの要素を感じさせず、重厚、堅実で機能的なだけで面白味を感じないから古臭く感じるのだろうと思う。

ダレス空港の、部屋/巨大ジープ という感じの変わった乗り物「モバイル・ラウンジ」

ただ、ダレス空港のターミナル間の移動は、変わった乗り物に乗れるから、はじめての時は面白かった。

乗り物というのは、乗客が乗る部分は5m×10mくらいの巨大な部屋なのだけれど、下にタイヤが付いていて、そのまま巨大ジープみたいになっている物。
「モバイル・ラウンジ(mobile l ounge)」と呼ばれている。

外から見た写真は、撮れなかった。

写真に写っているのと反対側(後方)には、同様に別のドアが一組あり、現在いるコンコースに接続している。
写真の2つのドアの間に運転席がある。このまま前方に走り出し目指すコンコースに到着すると、運転席脇のドアがコンコースのドアとドッキングし、われわれ乗客はそこから降りる。という仕組みだ。

いまのところ、ダレス空港でしか見たことがない乗り物である。

ホテルのシャトルがなかなか迎えに来てくれない

ダレス空港は、公共交通の便は悪い。
ダウンタウンに行くにもバスと電車を乗り継がなくてはいけない。

空港ホテルに向かうのにホテルのシャトルに送迎してもらうのはアメリカではどこの空港でも同様だ。
こうしたシャトルは、通常15~30分間隔で迎えに来てくれるものだ。

わが家がダレス空港を利用した経験は過去3回ほどしかないのだが、どういうわけか毎回1時間近く待たされる。
シャトルが満員になったから、次のシャトルを待つ羽目になったこともあるし、目的のホテルに停まるシャトルがまるまる1時間来なかったこともある。

今回もそうだった。
空港での送迎シャトル待ちは必ず疲れている中でのことなので、普段以上にいらいらし、消耗してしまう。

空港近くのハイアット Hyatt Place Chantilly/Dulles Airport-South

そんな幸先の悪いトランジット滞在ではあったが、今回の滞在先は少し奮発して、私ははじめてだったハイアットである。


「ハイアット・プレイス」はきっと、ハイアットの中では最も格下のチェーンなのだろう。
それでも、清潔なのはもちろん、部屋が広々としており、快適であった。ただの空港ホテルにしてはもったいないなと思ったくらいである。

私たちが泊まった部屋は、最もグレードが低い価格帯の部屋のはずだが、書き物机、コーナー・カウチ(写真に写っているは巨大なカウチの一部。大人が寝っ転がって余る長さの巨大カウチである)まで付いてきた。

そして、もちろん、大変寝心地の良いフカフカベッドであった。

全米チェーンのステーキハウス「テキサス・ロードハウス」

テキサス・ロードハウスはおいしいうえに、スポーツバーみたいなアメリカらしい店構えも魅力

ホテルに着いてみると、隣がテキサス・ロードハウスであった。

全米チェーンのステーキハウスで、私もアメリカに住んでいたころに何度か食べに行ったことがあった。
とてもおいしいステーキハウスである。

中に入ると、スポーツ・バーを思わせるような、いかにもアメリカみたいな雰囲気なのもよい。

バーには一人で入って来て、もくもくとお酒を飲んで行くお客さんもたくさんいる。

レストラン内のバーって、テーブル待ちのときしか利用したことがないが、バーが人気なのは空港近くの立地のせいだろうか。

アメリカの象徴T-ボーンステーキ

そして。。。

マッシュルームに埋もれちゃっているけれど、Tボーンステーキ!

T字型の骨の片側がサーロイン、反対側がテンダーロインと、いっぺんに二種類のステーキを食べることができる。
両方合わせたら、400か500グラムくらいあるのだろうと思う。

Tボーン・ステーキを、私はアメリカではじめて食べたし、以来アメリカでしか食べたことがない。私にとってはアメリカの象徴みたいな食べ物だ。

妻はリブ・アイ・ステーキを注文し、「こっちのほうがおいしいって、わかりきっているのに」と言っていた。分けてもらって味見したリブ・アイは確かに素晴らしく、味は明らかにTボーンよりも上であった。
でも、Tボーン・ステーキは私にとっては特別な存在で、アメリカに来ているんだという気持ちを噛みしめるこの幸せは、もっとおいしい肉があったとしても、到底譲れない。

ハイアット・プレイス・シャンティリー/ダレス・エアポート・サウスの周辺事情

良いレストランが隣にある、この空港ホテルはおすすめ‼

空港ホテルに泊まるとき、いつもレンタカーを借りないので、ホテルの隣にたまたまあるレストランで食事をするのが常である。
大抵はもっと安っぽいファミレスで、おいしいものが食べられないことが多い。
それでもアメリカン・フードだし、私には懐かしい食事な場合が多い。

今回は、テキサス・ロードハウスでおいしいアメリカン・ステーキを食べることができ、これまでになくゴキゲンなトランジットになった。

他には、周辺にはガソリンスタンドとダラーショップ

このハイアット・プレイスは、やはり反対側の隣にはガソリンスタンドがあるから、ちょっとしたお菓子などなら買い物ができる。

そして、いまグーグル・マップを見ていて気が付いたのだけど、ダラー・ツリーがある。
こちらは、徒歩で5分くらいだろうか。
1ドルの商品ばかり集めた小売店で、日本でいう100均ショップだ。

しょうもない店舗が2店あるだけじゃないかと思われるかもしれないが、たまにしかアメリカに行けない私にとっては、こんな店でもちょっとした楽しみなのである。

それに、空港のホテルとは、少なくとも私にとっては、そのくらい退屈なのである。

更新履歴

  • 2021年2月24日 本サイトに移転。節見出しを付けた。内容も大幅に書き足した。
  • 2017年9月25日 Gooブログ「(旅行記。プエルトリコ、ニューオリンズとラスベガス。ひねもすのたり)」にて公開。

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