
この夏、ラスベガスを拠点に5泊6日の旅を楽しみました。 そのうち丸一日を使って、レンタカーでグランドキャニオンへ遠足。
乾燥地帯を走るハイウェイの風景は、想像以上に変化に富み、旅の中でも印象深いひとときとなりました。
今回は、その道中で出会った風光明媚な景色と、走ってみて初めてわかった地形の魅力について綴ります。
ラスベガスからどこへ行く?|名勝に囲まれた旅の選択とグランドキャニオンへの思い
ラスベガス周辺には、グランドキャニオンをはじめ、デスバレー、ブライスキャニオン、ザイオン、モニュメントバレーなど、名勝が点在している。
地図を眺めるだけでも旅の想像が膨らみ、どこへ行こうかと家族で話す時間も楽しかった。
その中で、まだ5歳の息子に「ぜひ、この景色を見せたい」と思ったのがグランドキャニオンだった。
片道4時間ちょっとの距離なら日帰りでも行けると判断し、今回の遠足先に決めた。
ラスベガスを一歩出ると別世界|乾いた大地が広がる人工都市の周辺風景
ラスベガスは都会で、交通量もおおい。
しかし、噂に聞く通り、ラスベガスの周りは本当に何もない。
ラスベガスの町を出ると、あっという間に、こんな風景だった。


まっすぐな道と広がる空|乾燥地帯ハイウェイで感じたアメリカのスケール感
アメリカの道路は、車線が広くとても走りやすい。
そして、グランドキャニオンやモニュメントバレーの周りの乾燥地帯のハイウェイは、景色が実に美しい。
真っすぐな道路が長く続くのだが、多少のアップダウンがあり、丘に差し掛かるたびに美しい眺望がひらけるのが楽しみのドライブだ。


乾燥地帯の夕日が染める帰路|日没が惜しくなる絶景ドライブの終わり
グランドキャニオンの展望台から眺めた雄大な景色や、家族で過ごした時間については、こちらの記事で詳しく紹介しています:
グランドキャニオン・サウスリム|マーサーポイント展望台で味わう雄大な絶景と家族旅行の楽しみ
さて、今回の記事ではその帰り道。
夕日を追いかけながら、乾燥地帯のハイウェイを走るドライブは、旅の終わりにふさわしい美しさと、日没への惜しさが入り混じる時間だった。

こうした景色の中を走っていると、日が暮れて真っ暗のドライブになってしまうのが、本当に残念に感じる。
日帰りで1050km走破|グランドキャニオン観光は短くても濃密だった
今回のグランドキャニオンの観光はかなり短く切り上げた。
妻が、ゆっくり見ていると帰りがうんと遅くなってしまう、と言い出したからで、あとになって
みると、それは非常に賢明な判断だった。
レンタカーを借りたのが朝の8時、ラスベガスの町に帰ってきたのがちょうど真夜中くらい。
息子はもちろん、チャイルドシートで正体なく寝入っていた。
この日一日の走行距離は653マイル、キロに換算すると1050kmだった。
さすがに一日でこれだけ運転するとクタクタになったが、最高に楽しいドライブだった。
グランドキャニオンの絶景を味わう関連記事|展望台と空撮、2つの視点からの記録
今回のドライブ旅では、ラスベガス~グランドキャニオンの風光明媚な景色のなか、アメリカ南西部のハイウェイを走破しました。
目的地だったグランドキャニオンの風景は、以下の2つの記事で写真たっぷりに紹介しています。
🏞️ 展望台からの眺望と家族旅行の記録: グランドキャニオン・サウスリム|マーサーポイント展望台で味わう雄大な絶景と家族旅行の楽しみ
✈️ 空から見たグランドキャニオンの絶景: グランドキャニオン空撮|シカゴ→ロサンゼルス便で見えた絶景とフライト体験記
更新履歴
- 2025年9月16日 タイトルと見出しを変更。
- 2021年2月18日 本サイトに移転。節見出しを付けた。
- 2016年9月8日 Gooブログ「(旅行記。プエルトリコ、ニューオリンズとラスベガス。ひねもすのたり)」にて公開。


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