シカゴは大都市だが、ちょっと郊外に出ると自然が豊富な地域である。
本記事では、シカゴの中心街からほんの30kmほどしか離れていない森林公園に住んでいるエルク鹿のことを紹介する。
大都市シカゴの周辺には自然が豊かな郊外が広がっている
シカゴは中心部の人口300万。東京1000万、ニューヨーク800万と比べるとずいぶんこぢんまりしているとはいえ、全米第3の都市である。結構な大都市だと思う。
それが、ちょっと郊外に出ると信じられないくらい豊かな自然があり、雁、コヨーテ、カワウソ、ビーバー、スカンク、アライグマ等、野生動物が多く見られる。中でも鹿は多くいるようで、森林公園の中はもちろん、夜などには幹線道路を横切るところを見ることもある。
エルク鹿が住む郊外の森林
知り合ったばかりのころの妻が、シカゴ郊外にあるエルク・グローヴ・ヴィレッジという町に住んでいたことがある。
エルクというのはアメリカに住む大型の鹿の種類で、グローヴは住処という意味。エルク鹿が住む村というくらいの町名かと思うが、この町の森林公園には柵で囲われたなかにいつでもエルク鹿を見ることができる。
こないだのシカゴ滞在中に、一度近所を通りかかったついでに、鹿を見に行った。
野生の鹿たちと遭遇する生活
鹿はおとなしい動物ということだし、柵の向こうにいる限り安心なものだが、蹄の音とともにアパートの駐車場に突如現れたりすると、結構怖い。体は明らかに人間よりも大きいのだ。
道路を横切る鹿は交通事故に遭うこともあるらしい。そうしたときには、ひいてしまった自動車の側も深刻なダメージを負う場合もある。
更新履歴
- 2021年8月20日 本サイトに移転。節見出しを付けた。
- 2019年5月19日 Gooブログ「(旅行記。プエルトリコ、ニューオリンズとラスベガス。ひねもすのたり)」にて公開。
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