この夏、ラスベガスを拠点に5泊6日の旅を楽しみました。
そのうち丸一日を使って、レンタカーでグランドキャニオン国立公園へ遠足。
前回は、道中の風光明媚なドライブについて綴りましたが、今回はマーサーポイント展望台から眺めた雄大な景色についてご紹介します。
地平線まで広がる峡谷のスケールに親子ともども圧倒されました。
- グランドキャニオン周辺は意外と緑豊か|ラスベガスとの気候の違いに驚く道中の発見
- グランドキャニオン・サウスリムの駐車場事情|混雑と天候に翻弄された到着直後のひと幕
- 展望台から突然現れる絶景|マーサーポイントで出会ったグランドキャニオンの第一印象
- 昼のグランドキャニオンは無表情?|朝夕の光と陰影の違いに思いを馳せる
- 写真では伝えきれない開放感|雄大な景色に圧倒された瞬間と撮影の限界
- サウスリムは視界が広がる絶景ポイント|ノースリムとの違いを実感した2度目の訪問
- 幼い目に映ったグランドキャニオン|静かに心を奪われた5歳児の反応
- グランドキャニオンで野生のリスに遭遇|風景だけじゃない旅の思い出
- グランドキャニオンの空撮とドライブ旅も|関連体験記事のご紹介
グランドキャニオン周辺は意外と緑豊か|ラスベガスとの気候の違いに驚く道中の発見
ラスベガスを朝8時に出、グランドキャニオン国立公園に着いたのは午後も3時ころだった。
ラスベガスは砂漠の真ん中にある。
そして、グランドキャニオンの周りも同じような砂漠なのだと思っていたら、ラスベガスの周りと比べるとずっと緑が多い。


グランドキャニオン・サウスリムの駐車場事情|混雑と天候に翻弄された到着直後のひと幕
実は私らが到着したときには空は小雨が降っており、乾燥帯にあるグランドキャニオン観光での天候不順に、天を呪う気分だった。
が、駐車場を探し(さすがはグランドキャニオン国立公園、ビジターセンター近くの駐車場は満杯で、駐車スポットを探すのに一苦労だった)、ビジターセンターで飲み物など買っている間に、青空が出てきてくれた。

展望台から突然現れる絶景|マーサーポイントで出会ったグランドキャニオンの第一印象
ビジターセンターから、さまざまな言語を話す観光客が行きかう小道を抜けると、突然この風景が現れた。
昼のグランドキャニオンは無表情?|朝夕の光と陰影の違いに思いを馳せる
グランドキャニオンは朝晩がもっとも美しく、日中は光の関係で影が薄くなるからのっぺり見えてしまう、とよくガイドブック等に書いてある。
余裕のあるスケジュールで旅をし、ここで朝日や夕日をさまざまなビューポイントから眺めたりできる人たちが大変うらやましい。
私たちが眺望をたのしんだのは日中であり、朝晩と比べたら陰影も薄かろう。
そして、水蒸気のせいだろうか、遠くのほうがうっすらと白んでみえたりもした。
写真では伝えきれない開放感|雄大な景色に圧倒された瞬間と撮影の限界
しかしそれでも、素晴らしく雄大、最高の大感動の景色である。
残念なのは、縦にしようが横にしようが、どうやってもカメラに収まらないのである。
撮れた写真はとても美しいと思うが、実物をみたときのあの開放感、高揚感をほとんど伝えることができていない。





サウスリムは視界が広がる絶景ポイント|ノースリムとの違いを実感した2度目の訪問
グランドキャニオンは、私は実は2回目だった。
以前訪れたのは峡谷の北端の側。
ガイドブック等で紹介されている通り、確かに今回の南側のほうが広く眺望が開けており、スケールが大きいようだ。
そしてなにより、今回は家族で訪れることができたのが本当に幸せであった。
幼い目に映ったグランドキャニオン|静かに心を奪われた5歳児の反応
5歳の息子も、雄大な峡谷の大パノラマが眼前に広がった瞬間は、感動している様子だった。
言葉少なにボーっとしながら視界に気持ちを集中させていた。
そして、私も「この光景、一生覚えておくんだぞ!」と何度も言って聞かせた。
そのためもあるのかもしれないが、ラスベガス旅行の終わりに、旅行中もっともうれしかったものを挙げさせると、グランドキャニオンは堂々の2位だった。
実際、この光景を見たこと、一生覚えておいてほしいが、どうなることだろうか。
グランドキャニオンで野生のリスに遭遇|風景だけじゃない旅の思い出
グランドキャニオン観光でもう一つ息子が大変よろこんでいたのは、野生のリスを見ることができたことだった。
グランドキャニオンの空撮とドライブ旅も|関連体験記事のご紹介
別の旅行の際には、上空からグランドキャニオンの絶景を眺める機会にも恵まれました。
その時の空撮体験については、以下の記事にまとめています。
グランドキャニオン空撮|シカゴ→ロサンゼルス便で見えた絶景とフライト体験記
また、今回の訪問に先立って、ラスベガスからグランドキャニオンへ向かう道中の風光明媚なドライブについても別記事で紹介しています。
ラスベガスからグランドキャニオンへ|乾燥地帯ハイウェイを走る絶景ドライブ旅
更新履歴
- 2024年9月16日 タイトル、見出しを変更した。
- 2021年2月18日 本サイトに移転。節見出しを付けた。
- 2016年9月9日 Gooブログ「(旅行記。プエルトリコ、ニューオリンズとラスベガス。ひねもすのたり)」にて公開。
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