この夏、家族でラスベガスに旅行したことを何回かにわけて綴っている。
旅行は5泊6日、うち丸一日レンタカー借りてグランドキャニオンに遠足した。
前回は、その道中の風光明媚なドライブを堪能したことを書いた。
今回は、グランドキャニオン国立公園内で見、感動した景色のことを書いてみたい。
ラスベガスほどは砂漠でないグランドキャニオン周辺地域
ラスベガスを朝8時に出、グランドキャニオン国立公園に着いたのは午後も3時ころだった。
ラスベガスは砂漠の真ん中にある。
そして、グランドキャニオンの周りも同じような砂漠なのだと思っていたら、ラスベガスの周りと比べるとずっと緑が多い。
混雑するサウスリムのビジターセンター駐車場
実は私らが到着したときには空は小雨が降っており、乾燥帯にあるグランドキャニオン観光での天候不順に、天を呪う気分だった。
が、駐車場を探し(さすがはグランドキャニオン国立公園、ビジターセンター近くの駐車場は満杯で、駐車スポットを探すのに一苦労だった)、ビジターセンターで飲み物など買っている間に、青空が出てきてくれた。
どうやってもカメラに収まらない雄大なグランドキャニオンの風景
ビジターセンターから、さまざまな言語を話す観光客が行きかう小道を抜けると、突然この風景が現れた。
グランドキャニオンは朝晩がもっとも美しく、日中は光の関係で影が薄くなるからのっぺり見えてしまう、とよくガイドブック等に書いてある。
余裕のあるスケジュールで旅をし、ここで朝日や夕日をさまざまなビューポイントから眺めたりできる人たちが大変うらやましい。
私たちが眺望をたのしんだのは日中であり、朝晩と比べたら陰影も薄かろう。
そして、水蒸気のせいだろうか、遠くのほうがうっすらと白んでみえたりもした。
しかしそれでも、素晴らしく雄大、最高の大感動の景色である。
残念なのは、縦にしようが横にしようが、どうやってもカメラに収まらないのである。
撮れた写真はとても美しいと思うが、実物をみたときのあの開放感、高揚感をほとんど伝えることができていない。
ノースリムよりも眺望が開けているサウスリム
グランドキャニオンは、私は実は2回目だった。
以前訪れたのは峡谷の北端の側。
ガイドブック等で紹介されている通り、確かに今回の南側のほうが広く眺望が開けており、スケールが大きいようだ。
そしてなにより、今回は家族で訪れることができたのが本当に幸せであった。
グランドキャニオンは5歳児の目にはどう映ったのか
5歳の息子も、雄大な峡谷の大パノラマが眼前に広がった瞬間は、感動している様子だった。
言葉少なにボーっとしながら視界に気持ちを集中させていた。
そして、私も「この光景、一生覚えておくんだぞ!」と何度も言って聞かせた。
そのためもあるのかもしれないが、ラスベガス旅行の終わりに、旅行中もっともうれしかったものを挙げさせると、グランドキャニオンは堂々の2位だった。
実際、この光景を見たこと、一生覚えておいてほしいが、どうなることだろうか。
野生小動物との邂逅も
グランドキャニオン観光でもう一つ息子が大変よろこんでいたのは、野生のリスを見ることができたことだった。
グランドキャニオン空撮の記事
別の旅行の時に、上空からグランドキャニオンの絶景を楽しんだことがあり、その時のことは以下の記事にまとめました。
併せて読んでいただけると幸いです。
更新履歴
- 2021年2月18日 本サイトに移転。節見出しを付けた。
- 2016年9月9日 Gooブログ「(旅行記。プエルトリコ、ニューオリンズとラスベガス。ひねもすのたり)」にて公開。
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