今年のお盆休みは、家族でカリブ海へ行った。
西インド諸島の中にあるプエルトリコの首都、サン・フアンが滞在地であったこの旅行のことを、何回かに分けて旅行記に書いている。
今回は、ヨットクルーズでプエルトリコ島を離れ、楽しんだシュノーケルのこと。
イカコス島のシュノーケリング・ツアーに参加
今回の旅行では、世界のトップ・テン・ビーチとの呼び声が高かったフラメンコ・ビーチへ遊びに行く予定であった。
が、紆余曲折あって、別のイカコス島へのツアーに参加し、カリブ海でのシュノーケリングを楽しんだ。
紆余曲折の悔しい思いは別の機会に書くとして、今回は存分に楽しんだシュノーケリングのことを書きたい。
港湾の都市ファハルドまで1時間のドライブ
朝8時にツアー会社のシャトルがホテルに迎えに来た。まず、サン・フアンからプエルトリコ本島東端にある港町ファハルドまで1時間ほどのドライブ。
なにしろ、熱帯地方である。
ジャングルを切り開いて敷設したらしい高速道路のドライブであったが、同じツアー会社が催行している熱帯雨林ツアーは、この高速道路からすこしだけ外れたところにある国立森林公園を探検するのだそうである。
ヨットの甲板で波に揺られるセイリング
ファハルドのハーバーからはヨットに乗せてもらってクルーズである。
船室は狭く、私たちも含め半分以上の客は甲板に座ってセーリングを楽しむ。
無人島イカコス島に到着
20分くらいだろうか、退屈し始めるよりも早くに目指すイカコス島が見えてきた。
これまで何の変哲もない海だったのが、浅いところに来るとエメラルドグリーンになるのだから面白い。
上陸してみると、イカコス島は幅5mくらいのビーチの奥はジャングルが続く無人島であった。
イカコス島でシュノーケリングを堪能―たくさんの熱帯魚とサンゴを見る
みんなギアを装着し、思い思いにシュノーケリングを始める。
6歳の息子は初めて自然の魚を見て大興奮
6歳の息子はシュノーケル・ギアを着けてご満悦である。
今年の夏の小学校のプール教室で、やっと潜って目を開けられるようになったばかり。
まだ自分では泳げないので私が抱えて一緒に泳いだから、熱帯魚をたくさん見ることができた。
ニモもドリーも見れたと大喜びであった(息子がニモと言った魚は、色は似ていたすこしぼやけた色彩で、種類が違うようだったが、たしかにクマノミによく似ていた)。
初シュノーケリングだった妻も大感動だった様子
泳ぎができない妻も浮きを借りて参戦。
シュノーケリングは全くはじめてだった妻にも、野生の魚を見ながら泳ぐのはとてもおもしろかったようだ。
これまで、グアムやハワイ、カンクンにも一緒に旅行したことがあるのだが、妻はいつも陸上で過ごし、シュノーケリングのすばらしさをどんなに私が力説しても聞く耳をもたなかった。
それが、ボートが深さ5mはあるかと思われる沖に移動した後も、浮きを頼りにひっきりなしに魚ウォッチングを楽しんでいた。
スマホで撮影した魚たちの姿
私はツアーの前に、ドラッグストアでスマホの防水ケースを購入してあった。20ドルほどであった。
残念ながら、あっという間に少量の水滴が中に入ってしまい、以来スマホのタッチパネルが指に反応しなくなってしまった―ダメなのが防水ケースなのか私の使い方なのかは、次回の利用機会にはっきりさせたいと思う―が、2本ほど撮れていた動画からキャプチャした画像を以下楽しんでいただく。
最後の美女の写真は、魚と一緒に楽しそうに泳いでいた妻でした。
プエルトリコのカクテル、ピーニャコラーダと、プエルトリコのパンが美味しかった印象
お天気に恵まれたセーリング&シュノーケリング。容赦なく照り付けた日光の中で丸々一日過ごしたものだから、帰国後妻と私は、肩から背中にかけての皮がボロボロ剥けて痒くて大変だった。
一日中ボートの上で過ごしたので、昼食に質素なサンドイッチと、そしてプエルトリコのカクテル「ピーニャコラーダ」が振舞われたのだけれど、シュノーケルに夢中になったために写真を撮ってませんでした。
サンドイッチ、お腹がすいていたからとてもおいしかったのだけど、とくにパンがおいしかった。
ほかの機会にも、なんの変哲もないコッペパンみたいなパンがすごくおいしかったのは、プエルトリコのパンがおいしいってことかな。もし同じような感想を持っている人いたら、教えてくださいな。
スコールの中の帰り道ドライブ
船からホテルへ帰る車に乗り換えた途端に土砂降りの雨が降り出した。雨は翌日午前中まで降っていたから、天気的にもとてもラッキーなツアーでした。
更新履歴
- 2021年2月23日 本サイトに移転。節見出しを付けた。
- 2017年9月8日 Gooブログ「(旅行記。プエルトリコ、ニューオリンズとラスベガス。ひねもすのたり)」にて公開。
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