【お盆の深夜ドライブ】渋滞をさけられるか、過去の経験を総合して考える

交通

お盆の帰省やUターン・ドライブでは、長蛇の渋滞が発生します。
深夜に移動すれば、お盆の渋滞に巻き込まれずに高速道路で移動できるのか?
本記事は、そんな疑問を持っている皆さんに参考になる記事です。

我が家では、お盆度休みに何度も、関東⇔関西を往復してき、過去に何本かお盆渋滞についての記事を書きました(過去の記事へのリンク集も本記事内に掲載します)。
それらの経験をもとに、お盆の深夜の高速道路の交通の様子をまとめます。

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お盆の高速道路、日中の渋滞の長さについて

お盆の帰省ラッシュやUターンラッシュの日中には、最大で30㎞くらいの長蛇の渋滞が発生します。そうした渋滞につかまると、1か所の渋滞を抜けるだけで2時間くらいは簡単にかかってしまいます。

そんな気が遠くなるくらいの長い渋滞を避けるには、深夜に移動するのは有効な回避策です。

イライラしてしまったり集中力が切れてしまって渋滞の運転が苦手な方には、渋滞が予想される時期の運転には、深夜の移動も選択肢として考えるのがオススメです。

お盆の深夜の高速道路の交通量はどのくらいか

これまでの我が家の経験では、お盆の深夜の高速道路は、

  • 交通量は多く、ほとんどいつもまわりに車列はできている
  • ほとんどの区間で法廷速度で流れる

という感じです。

道路がガラスキという感じではないものの、渋滞に巻き込まれることはほとんどなく移動できます

日の出とともに渋滞は発生し始めます。渋滞をさけるには、暗いうちに目的地に到着できるように、十分に余裕をもってスケジュールを立てることが大切です。

また、後述するように混雑しやすいボトルネックの地域では、深夜でも渋滞が発生する場合もあります。出かけるときに、渋滞情報(日本道路交通情報センターなどで確認できます)を確認しておくとよいと思います。

何時頃から混雑がひどくなるのか

お盆の時期には、日の出は午前5時過ぎ、午前6時くらいにはすっかり明るくなります。

明るくなりだしてからは交通量が増え、6時過ぎくらいから渋滞する箇所が増えるというのが我が家の経験です。6時前に目的地に到着するようにドライブの予定を組むのがベストだと思います。

ボトルネック地域について

高速道路には、渋滞が起こりやすいボトルネック区間があります。
そうした区間では、ラッシュ時期の日中にはだいたい大渋滞が起こります。
深夜であっても、またとくに事故があったわけでもないのに、速度が遅くなったり、渋滞したりすることがあります。

東名、名神で渋滞が発生しやすいボトルネック地域のリスト

我が家のお盆ドライブは、北関東の自宅から関西の実家への往復が常です。
いつも首都高、東名、新東名、新名神、名神を乗り継ぎながら移動するのですが、とくにひどい渋滞が発生するのは、以下の3か所

  • 神奈川県 秦野あたり ― とくに渋滞が発生しやすい
  • 三重県 四日市あたり
  • 京都府 京都・宇治のあたり

以上3か所は、お盆の帰省ラッシュ、Uターンラッシュの日中にはほぼ常時、10㎞以上の渋滞が発生します。

これら混雑しやすい地域ですら夜中にはほとんど渋滞は見かけません夜が明けたとたんに渋滞が発生し始めます

神奈川県秦野のボトルネックはとくに混雑しやすい

上述の3か所のうちでも、神奈川県秦野の下りのボトルネックはとくに混雑しやすいようです。
我が家の経験では、深夜であってもスピードが緩んだり、渋滞が発生していた時もありました

  • 2019年のお盆休みの初日(最後の出勤日のあとの夜中)午前3時半ごろに15㎞ほどの渋滞が発生していた。抜けるのに1時間半もかかった。このときには家を出かけた真夜中くらいにはすでに、渋滞していることが発表されていた(関連記事はこちら)。
  • 2023年のお盆休みの2日目の(休み初日の夜中)午前1時過ぎには、渋滞はなかったが時速7㎞くらいで交通が流れていた(関連記事はこちら)。

SA、PAの混雑具合

お盆ラッシュ時には深夜でも、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)も混雑します。
SAやPAの前には本線沿いに混雑具合を知らせる電光掲示板があり、普通車用の駐車場は「混雑」、大型車用の駐車場には「空きあり」と表示されていることが多いです。

深夜なので、バスなどの大型車用の駐車スペースに止めて休憩することもできます。
普通車の駐車場には、フロントガラスに遮光シートを広げるなどして休んでいるドライバーも多い。私たちとは逆で、暗い間はPAで休み、明るくなってから走り出す皆さんも多くおられるのだと思います。

過去の経験についての関連記事

本ブログでは、過去のお盆の茨城県南の自宅から兵庫県の実家まで約600キロメートルの移動について、混雑の様子を記録に残してきました。
本記事は、これらの経験を総合して書いています。

以下、関連記事へのリンクと、それぞれ記事の要約です。所要時間にはSA、PAでの休憩時間も含みます。

  • 2018年の帰省ドライブ 月曜日の午前1時半ころ出発~午前11時頃到着。所要時間10時間ほど。暗い間は渋滞知らずだったが、午前7時くらいに四日市で10㎞の渋滞につかまった。その後は明るい中のドライブだったが、中国道豊中の前までとくに渋滞はなかった。
  • 2019年の帰省ドライブ 土曜日の早朝(お休み前の出勤した金曜日の深夜)2時に出発~午後遅くに到着。所要時間14時間くらい。午前3時半ごろに神奈川県秦野で15㎞の渋滞があり、抜けるのに1時間半かかった。静岡県浜松、愛知県一宮、滋賀県草津で、それぞれ10-15kmほど(抜けるのに15分くらい)の渋滞に遭った。
  • 2023年の帰省ドライブ 山の日だった金曜日(盆休み初日の夜)の午後11時に出発~午前7時ごろ到着。所要時間8時間。神奈川県秦野で70㎞くらいで走る区間があったものの、渋滞はいっさいなかった。

Uターンのドライブは、1回だけ記事にしています。

  • 2019年のUターンドライブ お盆の週の金曜日の真夜中に実家を出発し、午前9時に自宅に到着。所要時間9時間。東京用賀で5㎞ほどの短い渋滞があった以外はスムーズにドライブできた。

我が家のUターンドライブはほとんどいつも、お盆の週の水曜か木曜の深夜出発、翌朝に到着の移動で、ほとんど渋滞知らずです。

Uターンラッシュはお盆の週の月~火がピークという報道も目にしますので、我が家のUターンはすこし交通量が減った日取りなのかもしれません。
それと、実家を出る時間がいつも真夜中より早いため、明るくなるころにはすでに渋滞しやすい場所を通り過ぎて東京を走っているか、東京を超えている場合が多いことも混雑に巻き込まれない要因だと思います。我々が移動を終えた日中には、やはり長い渋滞は発生していますから。

まとめ

我が家では、過去のお盆の帰省ドライブについて、交通の状況を記事にしてきました。
それら経験に基づき、お盆時の深夜の高速道路の混雑具合をまとめました。

  • 高速道路には、渋滞しやすいボトルネック区間がある。ラッシュ時の日中は、これら区間で渋滞が発生する。
  • お盆の時期でも深夜に移動すれば、多くの場合渋滞は避けられる。
  • 深夜でも、ボトルネック地域では渋滞する場合や、速度が遅くなる場合がある。
  • 日の出を過ぎて明るい時間になると、急速に長い渋滞が発生する。

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