本記事では、アブラゼミが幼虫の殻から脱皮し、成虫としなる間に撮った一連の観察写真を時系列で紹介する。
5歳の息子も感動した神秘の自然ショー
昨日(7月27日)の夕方、5歳の息子が蝉の幼虫を見つけたので、家のなかのカーテンで脱皮させた。
暗い部屋で脱皮させたのだが、ときどき様子を見て観察した。
息子はもちろん、蝉の脱皮をみるのははじめてで、脱皮したばかりの蝉の淡緑色の美しく神秘的な肢体に感動していた。
セミの脱皮の様子の写真ギャラリー
ずっと見張っていたわけでないが、観察しながら撮った写真が以下。
7月27日———-
20:00 幼虫がカーテンに陣取る。
21:12 蝉が脱皮し、抜け殻にコウモリのようにぶら下がっている。羽はまだコブのようだ。
21:26
21:34 羽を広げ始めた。
21:35 刻々と羽が開いている。
21:42 だいぶ羽が広がってきた。
21:48 羽がほぼ完全に広がった。
22:02 羽がすこしづつ固くなりだしているのだろうか。
22:35 羽が茶色になりはじめた。
7月28日———-
00:27 抜け殻から降りた。羽もだいぶ色が濃くなった。
08:36 朝をむかえると、立派な成虫のアブラゼミになっていた。
最後の写真を撮ったあとすぐに、窓をあけて蝉の体にちょっと触ったら、外に逃げていった。
セミの脱皮の様子をGIF動画化
この記事を書いたよりも5年ほど後の夏、同じようにセミの脱皮を観察し、その様子をGIF動画に作ってみました。
「セミの幼虫から成虫への羽化を観察、GIF動画に作成」という記事にまとめてあります。
あわせて読んでいただけると嬉しいです!
更新履歴
2021年7月23日 本サイトに移転。節見出しを付けた。
2016年7月28日 Gooブログ「(旅行記。プエルトリコ、ニューオリンズとラスベガス。ひねもすのたり)」にて公開。
コメント
こんにちは。
はじめまして。
とても貴重な画像、拝見させて頂き、有難うございます。
誰に頼まれたのでも無く、「自然界(万物)の流れ」とでも言うのでしょうか?
自分達人間の知らない場所(世界)で、
無限の命の営みがこの地球上で存在する事を、
改めて教えて頂き、誠に、有難うございます。
理屈抜きに「民族として、命をつなぎ続ける努力」を人間様は、何故、おろそかにする様な世の中に
向かおうとしているのでしょうか?!
この連続画像を拝見して、思わず、思っちゃいました!
コメント、ありがとうございます。
マクロビさん、
コメントにお返事してあったつもりが、できてあくて長くたってしまい、すみません。
なにより、大変うれしいコメントどうもありがとうございます。
そうですね、一代一代の個体が産み、命を全うすることで種が粛々と保存されていく、途方もなく美しいことですね。