【シカゴ滞在記】ビッグな国アメリカ―ビッグなスーパーマーケットと、ビッグな食事をを楽しむビッグなアメリカ人たち

シカゴ2017


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巨人の国のようなアメリカ文化

日本の我が家の近所には、アメリカ・チェーンのスーパーマーケット、コストコがある。

先日、知り合いとコストコの話をしていたときに、「あのスーパーに行くと巨人の国に迷い込んだみたいな気分がして楽しいんです」と言われ、言いえて妙だなと思った。

私たち夫婦も、コストコは大好きである。以前住んでいたアメリカの雰囲気が感じられるからで、それは確かに、なんでもでっかく作ってしまうアメリカ文化が懐かしいからなのだろう。

巨大ホームセンターのような広い売り場面積のアメリカのスーパーマーケット

私と妻は10年前ほどまでアメリカに住んでいたが、最近は、再び訪れるたびにとても懐かしい思いである。

シカゴに限らず、最近はアメリカに行くと、当時日常の中で買い物に出かけていたスーパーマーケットがとても楽しみである。
とくに、ウォールマートやターゲットのような、体育館が4面くらい取れるのでないかと思われるだだっ広い建物内に、食品、衣類から家電、車のタイヤに至るまで、あらゆるものが売っているスーパーマーケットに行くと、とてもウキウキしてしまう。
今回のシカゴ滞在中は、レンタカーを借りたのでウォールマートでの買い物を十二分に楽しむことができた。

巨大スーパーといっても、まとめ買いしなくてよい

日本ではコストコでの買い物は楽しみなのだが、商品がそれほど安いわけでないし、大量買い向けのスーパーみたいなものだから、ときとしてパッケージが大きすぎ、使い勝手が悪いのが難である。
それに比べて、アメリカのウォールマートやターゲットでは普通サイズで商品が売られるので、大量買いの必要はない。
商品の種類が大変多く、値段も安い。

多くの場合1軒のスーパーだけで用が済むのもうれしいところ。
食品、日用雑貨はもちろん、家電、洋服、靴、タイヤがこのお店だけで買い物できる。
お店によっては、処方箋薬局まで付属している。

ウォールマートは日本では西友を買収・運営しているとのことだが、アメリカのウォールマート店舗をそのまま開設してほしいものだ。

アメリカ人の大らかさ

ちょっと脱線するが、私は靴下を日本ではまず買わない。いつもアメリカに旅行したときにウォールマートかターゲットで買う。

日米とも靴下は大抵何足かのセットで売っているが、日本では、同じセット内で同じ柄が2足とないようにわざわざ柄を違えている。
おしゃれのつもりでそうしているのかもしれないが、洗濯のときにいちいち同じ柄の対をマッチングするのは大変な労力である。

アメリカで靴下を買うと、すべて同じ柄の靴下ばかりが揃う。それでさえ、我が家では私、妻、息子の三種類の区別があり、その区別だけでさえ、ずいぶん面倒だと思っているのである。

ビッグな食事のビッグなアメリカ人

アメリカは、レストランでの料理も多い。
レストランで注文をすると、日本でいうら2-3人分の量が出てきてしまう。
日本人に限らず非アメリカ人がアメリカに住むと太るゆえんであるが、アメリカ人が太った人ばかりでないのは食事を残すよう教育されているのだろうか。

そんなアメリカでも、安くて脂っこいものばかりが提供される食べ放題レストランに行くと、ビッグな人が多い。
ちなみに、英語で人の体格に対する形容として「ビッグ」という場合、「デブ」を意味する。

私も妻も、そんな食べ放題レストランが大好きで、今回の旅行中には、そうした食べ放題レストランで食事を楽しむことことができた。

炭水化物の病的な習慣性と多幸感は中毒性なのか⁉

私は炭水化物には中毒性があるのだろうと思っているのだが、皆さんは賛成していただけるだろうか。

私の経験では、アイスクリームやチョコレートなどのお菓子は、毎日のように習慣的に食べると、もっとしょっちゅう、もっと多量に食べたくなる。
白米もそうで、腹八分を超えて米を食べる習慣になってしまったばあい、食事のたびに苦しいくらいにご飯をほおばらないと気が済まなくなってしまう。

多分に病的だが、そういう意味で、炭水化物の過剰摂取はただの満腹感というよりはもっと幸せな気分をもたらすようだ。

ジャンクなアメリカン・フードのオンパレードのバイキング・レストラン

今回行ったゴールデン・コラール・レストランは、バイキング・レストランである。

フライドチキン、フレンチフライ、サーロインステーキ、ローストビーフ、ピザ、ミートローフ、マッシュポテト、マカロニチーズなど。
ひとつひとつの料理の味は到底絶品とは言えない―どれか一つの料理を食べたいのなら、断然よそのレストランに行くべきである―ながら、炭水化物と動物性油脂の過剰摂取によるお腹いっぱいの多幸感を感じるための、100種類以上はあるかと思われるジャンクな食べ物を、心行くまで楽しめるレストランである。

デザートだって、アイスクリーム、シナモンアップルパイ、綿あめ、たぶん混ぜ物がたくさん入っていて生クリームとはかけ離れた味のするクリームを使ったいろんな種類のケーキ、溶けかかったマシュマロがあまったるいソースに浸かっているお菓子、その他様々な甘ったるいベトベトなクリームの数々。

こういうのを食べてたら、太るよね...

先にも言ったが、お客さんの中には太った人が多いのだが、アメリカ人の太り方は日本人が「一体どうやったらこんな風な太り方をするのだろう?」と思う太り方である。

が、それもゴールデン・コラールのようなレストランを見ることで、すこし納得がいく説明になる気がする。
いままで、こうしたレストランを「デブ製造所」と呼ぶ日本人の知り合いが何人かいたし、妻もその一人だ。

けれども、食べに来るたびに、なんだかすごく楽しいし幸せなんだよな。。。

ミシガン湖畔を走るレイクショア・ドライブの絶景ドライブ

今回のシカゴ滞在は、義兄と会うのが一番の目的だった。

博物館以外は観光という意味では、ミシガン湖沿いの高速道路を走って高層ビルのスカイラインを楽しんだくらい。

シカゴのレイクショア・ドライブは、いつ走っても爽快な気持ちになれる素晴らしい風光明媚道路である。
シカゴでレンタカーを借りる機会があったら、ぜひドライブを楽しみたい道路だ。

ほどんど観光に時間を割けなかった滞在だった代わりに、懐かしいアメリカ生活の日常を、すこしだけ追体験できた旅行であった。

更新履歴

  • 2021年2月21日 本サイトに移転。節見出しを付けた。
  • 2017年9月21日 Gooブログ「(旅行記。プエルトリコ、ニューオリンズとラスベガス。ひねもすのたり)」にて公開。

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