ミネラルウォーターの「エビアン」の源泉は、スイス、ジュネーブから車で1時間くらいのところにあります。
エビアンには「カシャの泉」があり、無料でエビアンの湧き水を汲むことができます。
我が家では、2015年ごろに何回か、水を汲みに訪れました。そのときの様子をもとに、カシャの泉について紹介します。
はじめに―自由に汲めるエビアンの湧き水
エビアンのミネラルウォーターは、フランスのエヴィアン=レ=バン(Évian-les-Bains、以下「エビアン」と呼ぶことにします)という町にあるカシャ水源(Source Cachat)の水がボトリングされています。
エビアンの町にはボトリング工場とは別に、「カシャの泉」と呼ばれる泉があって、誰でも水を汲むことができるようになっています。
エビアンへの行き方
ジュネーブから自動車で片道1時間
エビアンは、ジュネーブから45km、車で約1時間の町です。
ジュネーブから、またはリヨンからでも、鉄道でも行くことはできるようです。
スイスの大都市ジュネーブはレマン湖の西端にあります。
スイスとフランスの国境はレマン湖沿いに走っており、レマン湖の南岸に位置するエビアンに向かう途中で国境を越えます。
エビアンはフランスの町です。
国境を越えるドライブ
国境を越えるので、パスポートの携帯は必須です。
とはいっても、フランスとスイスは友好国同士なので、普段の国境の警備はあまり厳しくないと思います。
2015年前後のころは、国境を越える車のうち10台に1台くらいが停められ質問などされていた様子でした。
コロナを経た現在は、情勢が変わっているかもしれません。気になる方は事前に情報収集していかれるとよいと思います。
エビアンはリゾートタウン
我が家では水を汲みに行くだけだったので、カジノがあるリゾートタウンだと聞いたものの、エビアンの町については詳しくわかりません。
レマン湖は、ローザンヌ、モントルー、シヨン城、そしてスイスアルプスがレマン湖のかなたに眺望できる美しいブドウ畑が広がるラヴォー地区など、見所が満載の北岸のほうが観光的には魅力があります。
エビアンの町にはレマン湖に沿って気持ちのよい散歩道があり、世界遺産に登録された白ワインの名産地ラヴォー地区のブドウ畑が対岸に望めます。
エビアンの湧き水を汲めるカシャの泉
駐車場について
カシャの泉は南に丘を背にして作られています。泉から階段を上がった「Bd Jean Jaurès」(BdはBoulevardの略)という道沿いの路肩に、パーキングエリアがあるので、そこに駐車するのが便利です。
カシャの泉の北側を走る路地は、狭い通りで自動車を止めるスペースが見当たらなかったか、あっても空きがぜんぜんありませんでした。
カシャの泉でエビアン湧き水をくむ
エビアンの湧き水を汲める「カシャの泉」は、桃色の神殿風のロマンチックな造りです。
栓をひねるとかでなく、湧き水は常時流れっぱなしになっています。
ペットボトルを持っていれば、自由に水をくむことができます。
ペットボトルで売っているエビアンと同じ味!!
といいたいところですが、なにしろ水なので、あまり大々的に味を批評するのは素人の私には難しいのです。。。
冷やすとクリアで爽やかな味わいがするのは、ペットボトルのエビアンと同じでした。
そんな味覚であっても、家族でエビアンを汲みに行ったことは、とてもよい思い出です!
私たちは週末の午後に汲みに何度か行きました。
ひっきりなしに水を汲みに来る人がおり、タイミングによっては2~3組の人々が待ち行列を作っている場合もありました。
まとめ
本記事では、ミネラルウォーターとして有名なエビアンの湧き水が無料で汲めるカシャの泉を、2015年ごろに何度か訪れた体験をもとに紹介しました。
- エビアンは、ジュネーブから車で1時間。レマン湖の南岸にある。
- カシャの泉では、無料でエビアンの湧き水を汲むことができる。
- 駐車しやすい駐車スペースも紹介しました。
- 私たちが訪れた週末の午後には、たいていひっきりなしに水を汲みに来る人がいる感じだった。
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