ベトナム、クイニョンでのレンタル・バイク

ベトナム2024

ベトナムの南中部都市クイニョンにて、レンタル・バイクをした体験を紹介します。
バイクをレンタルしたことで行動範囲が広がり、市街地にあるホテルから離れた名所も観光できました。

ベトナムでのバイク・レンタルには法律上の困難もあり、問題点についてもまとめます。

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レンタル・バイクの借り方と注意点

簡単にバイクを借りられるらしい!?

2024年夏にベトナム・クイニョンに旅行しました。
数日間滞在しただけで、もともとはすべて歩いて過ごすつもりでした。

同じ短期滞在の外国人同士で話す中で、バイクを借りたら便利で楽しく遊べたとの話を聞きました。
運転免許も必要なく借りられるとのことだったので、私もレンタル・バイクをしてみました。

ホテルのフロントでレンタルできた

町中にもレンタル・バイク屋らしい店が多くありましたが、まずはホテルのフロントで相談してみました。すると、ホテルでレンタルできるとのこと。
免許もなしで問題ないとのことで、宿泊客の私はパスポートを預けるなども求めらませんでした。

私は滞在中に2軒のホテルをハシゴしましたが、どちらのホテルでも、バイクの貸し出しをしていました。
値段は1日あたり1,000円以内くらい(2024年夏の為替は、1万VND(ベトナムドン)=60円くらい)。

1軒目は英語が通じる立派めのホテル、2軒目は英語が話せるスタッフがいない安いホテルでGOOGLE翻訳を頼りの交渉でしたが、簡単にレンタルできました。

ベトナムのバイク運転に関する法律

ベトナムでは50cc以上のバイクに乗るには免許が必要ですが、条約の関係で日本の国際免許証は利用できません。
50cc以下のバイクは免許不要ですが、ほとんどの場合、レンタル・バイク・ショップは125ccくらいのバイクを貸しています。

短期滞在の外国人によるベトナムでのバイク・レンタルは、ほとんどの場合、無免許運転となってしまっているらしいです。
それでもレンタル・ショップが貸し出すのは、いい加減というかなんというか。。。

すこし田舎だと、レンタカーやレンタル・バイクは便利なもの。
ベトナムは外国人観光客の受け入れを増やしている中だと思うので、今後の法整備に期待したいところです。

ベトナムのバイク事情に関する公的機関の記述

ネットで調べると、以上のようなベトナムのレンタル・バイク事情を紹介しているサイトが多くあります。
ベトナム語がわからない私などでもわかる、公的な情報源はとしては、日本の外務省や在ベトナム日本大使館のホームページがあります。

 過去に日本人旅行者がレンタルバイク店から100ccのバイクを借りて運転中、道路を横切ってきた通行人に接触して重傷を負わせ、本人も負傷するという事故が発生しています。
 ベトナムには観光客相手のレンタルバイク店が数多く存在し、日本の旅行雑誌の中にもレンタルバイクを推奨するような記事を掲載しているものが見られますが、前述のとおりベトナムの交通マナーは劣悪です。交通事故は自分が注意するだけで完全に防げるものではありませんので、レンタルバイクの利用の是非を慎重に検討してください。

外務省海外安全情報

ベトナムにおいては、日本の運転免許は有効ではありません。また、ベトナムが加盟する道路交通に関する国際条約(ウィーン条約)は、日本が加盟する条約(ジュネーブ条約)と異なるため、ベトナムでは日本で発行された国際運転免許証も有効ではありません。したがって、日本の運転免許所持者がベトナムで車両を運転するためには、日本の運転免許からベトナムの運転免許に切り替えるか、一般のベトナム人と同様に試験を受けてベトナムの運転免許証を取得する必要があります。

在ベトナム日本大使館

同じ在ベトナム日本大使館ホームページには、「主なベトナム運転免許の種類」の一覧表があり、50cc以下のバイクのための免許は載っていません。50cc以内のバイクであればベトナムでは免許不要ということのようです。

ベトナム、クイニョンの交通事情

バイクが多いベトナムの都市交通

ハノイでもホーチミンでも、ベトナムの大都市では、ものすごい数のバイクが走っています。

クイニョン市街地もバイクが多い

クイニョンは地方都市だけあって、ハノイやホーチミンよりはだいぶ交通量が少ない。
それでも夕方のラッシュ時には、市街地のロータリーはバイクでごった返します。

以下2枚の写真は、ラッシュがすこし収まった夜のクイニョンの大通りの様子。

過積載なバイク乗りたち

クイニョンに着いてまず目につくのは、3人乗りのバイクが多いこと。
写真は取れませんでしたが、夫婦と子供2人の4人乗りも見かけることがありました。

すこし田舎の方に行くと、たくさんの荷物を運搬するバイクも見かけます。

シェアライド配車サービス Grab も便利

バイクのレンタルが法律的にグレー(というか、ほとんどアウト。。。)ななか、シェアライド配車サービスがとても便利です。
スマホで行き先を入力すると、そこまで連れて行ってくれる運転手がすぐに見つかり、数分で拾いに来てくれるアプリです。

Grabについては、別記事で紹介したいと思います。

バイクでまわった観光名所

バイクを借りたことで、行動範囲が広がり、自由に観光名所を回ることができました。
個々の名所については、別記事にまとめていきたいと思います。

2日間ほどの間に、私が回った観光名所を描きこんだのが次の地図です。

地図右下の大聖堂(Quy Nhon Cathedral)や博物館(Bin Dinh Museum)はクイニョン市の中心部にあります。
地図に載せた最も遠いドゥオン・ロン・チャム寺院(Duong Long Cham Temple)が、市街地から片道40㎞ほどの距離でした。

名所だけでなく、緑が多くまだ近代化がいきわたっていない地区も多いクイニョン市内をバイクで運転するのは楽しかったです。

道中の田園風景も美しく、バイクでの遠足は爽快でした。

まとめ

2024年夏に、クイニョンでバイクをレンタルした体験を紹介しました。

  • ホテルのフロントでレンタルした
  • 免許なしで貸してくれた

ただし、短期滞在の外国人は免許なしでバイク・レンタルできてしまうものの、ベトナムの法律上、無免許運転になってしまう場合がほとんどです。

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