ベトナム南中部の都市クイニョンで、安く手軽に食べられる地元の大衆レストランを紹介します。
限られた情報の中でレストランを探す
具体的なお店の紹介は、次節「クイニョンのレストラン紹介」にあります。
急いで調べたい方は、どうぞジャンプしてください。
日本語では探しにくいクイニョンの情報
私がクイニョンに滞在した2024年夏には、日本語でクイニョンの情報を得るのは難しい感じです。
クイニョンはリゾート開発が盛んなベトナム南中部の地方都市で、ベトナム国内や中韓からの旅行者が増えているようです。日本からの旅行者はまだ少ないようで、私が持参した「地球の歩き方～ベトナム2023～2024」では、クイニョンの紹介は半ページ割いていただけ。
ネット上でも、レストランの紹介も日本語ではほとんどなく、英語で調べても贅沢かつ旅行者向けレストランの紹介が多く、私のような一人旅の者が気軽かつ安価に地元料理を楽しめそうな店はなかなか紹介されていない様子です。
自分の脚で稼いだ情報に基づく記事です
ほんの数日間滞在した間ですが、実際に自分で食べた体験を元に本記事は書いています。
それでも、はじめてクイニョンに行く皆さんの参考になればうれしいです。
私自身もネットでの情報の少なさに困ってました。
結局、ほとんどの食事は、行き当たりばったりに入店したレストランで済ませました。
本記事では、実際には食べなかったけどこんなお店もあったよ、という場所も紹介します。
安価でおいしいベトナム料理を地元の大衆食堂で存分に楽しむ
お店の前の路地にテーブルと椅子を並べるのが、ベトナムの大衆料理店の流儀みたいです。
私の滞在ではそうした大衆レストランにいくつか、行き当たりばったりに入って食べました。紹介するほどでないと思い、本記事に載せないお店はありますが、もともとベトナム料理が好きな私には、ハズレはほとんどなかったです。
支払いは現金が便利
ベトナムの大衆レストランは、びっくりするくらい安い。
2024年の為替10,000ベトナム・ドン＝60円くらいで換算すると、フォー・ヌードルなら1杯300円くらい。すこし豪勢な定食みたいなメニューでもせいぜい500～600円くらいな感じです。
支払いはほとんどの場合、ベトナムに住所がないと登録できないスマホ決済か現金の2択です。クレジットカードはほとんど使えません。
われわれ外国からの旅行者にとっては、ほとんど現金払いしか支払い方法がありません。
英語はほとんど通じない
クイニョンでは、英語はほとんど通じません。
クイニョンでも観光客向けのレストランはあり、そうしたお店は英語が通じます。ただ、私が試した２軒のそうしたお店は、どちらも値段が（倍以上）高いわりに料理の味は大衆食堂に及ばない印象です。
本記事で紹介するレストランは、空港を除けば、どのお店も英語は全く通じませんでした。
メニューに書いてあるベトナム語の料理名とスマホの自動翻訳だけでは注文に困ることも多く、結局フォー・ヌードルを食べることが多くなってしまいました．．．。
ちょっとカッコ悪いけど、隣のテーブルの人たちが食べているものを指さして注文するとかしたら、新しいものに挑戦できて楽しい食事になったりしました。
ベトナムの食事はお腹を壊す!?
東南アジアに行くとお腹を壊す人もいます。
私もそれが怖くて、滞在のはじめはホテルの食事ばかりで我慢していました。そして、その間のお腹の調子は最悪でした。
滞在の後半にお腹の調子がすこしマシになったタイミングで、路面の大衆食堂での食事を試しはじめたのですが、それ以降はむしろ下痢も直り、快適に過ごせました。
ホテルの食事よりおいしい地元の料理を存分に楽めたのですから、滞在の前半の間の食事はもったいないことをしたな．．．などと、帰国した後の今も思っています。
クイニョンのレストラン紹介
断然おすすめな「クイニョン フードストリート」
私の短い滞在でもっとも魅力に感じた外食先は、「クイニョン フードストリート」。
飲食店や食材店が並ぶ1ブロックの区画で、大衆的なレストランが5～6軒集まっています。
夜は街灯が少なく暗いクイニョンの町の中で、ひときわ明るく賑やかな通りです。
このときは、自分で巻いて食べる春巻きを注文。
美味しそうな料理を食べている隣のテーブルを指さして注文したので料理の名前はわかりません。楽しくおいしく食べれて、お腹いっぱいになる料理です！
地元の人でにぎわうPHO 114
クイニョンのダウンタウンはお店が多くある通りでも、街灯が少なく夜は暗い。
Vũ Bảo通りもそんな感じですが、レストランが多く軒を連ねています。
Vũ Bảo通りから北に1ブロックくらい外れたところにあるPHO 114は、通りかかるたびにお客さんがいっぱいで賑やかなフォー屋さんです。
今回のベトナム旅行でフォーヌードルは何度となく食べ、どれもおいしかった。
そんな中でも、PHO 114のスープは複雑で味わい深かく、最もおいしかったと思います。
そして、地元の人たちで賑わっているお店で食べるのはやはり、楽しいものです。
豚肉のグリルとサフランライスがおいしい Cơm Gà Bảy Quán
ベトナムの人たちが大衆レストランで、黄色いライス（サフランライスなのだと思います）を食べているのをよく見かけます。
Cơm Gà Bảy Quánでは、バーベキューグリルの豚肉に黄色いライスの付け合わせでランチができます。
豚肉は甘だれに漬け込んだものを店先でグリルしていて、日本人の味覚にも合う味付けです。
飲み屋さん？が多い一角
グエン・シン・サックとグエン・タット・タインの銅像のある広場（グエン・タット・タインはホー・チ・ミンの本名、シン・サックはホーの父。銅像は高さ15.5mもあるそうです）の西の端に隣接して、飲食店が軒を連ねています。
この一角は、夜にとても賑やかです。
食事もできるのかもしれませんが、どちらかというとお酒を飲みに来る居酒屋的なお店が多いと見受けました。
私は一人でお酒を飲む気分でなかったので、この一帯のお店に入店することはなかったのですが、ナイトライフを楽しみたい方にはよさそうです。
バインミー・サンドイッチの屋台
ベトナムは、バインミー・サンドイッチも有名です。
Vũ Bảo通りにはバインミー・サンドイッチの屋台がありました。
建物のレストランでなく屋台なので、衛生を心配した私は買わなかったのですが、写真を見ると仕込みは直ぐ後ろのお店でやっていそうですね。
しかもサンドイッチ1個が20kベトナム・ドン（120円くらい）はとても安い。ぜひ食べておけばよかった．．．。
クイニョンではほかにもバインミーの屋台は見かけましたので、興味がある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
クイニョン空港のバインミー
市街でバインミーを食べ損ねた私は、クイニョン空港でバインミーを買って食べました。
空港の出発階の、タクシーから降りたすぐのところに、道路に面してバインミー屋さんはあります。
値段は市中のスタンドの倍くらいだった（それでも240円くらい）しサンドイッチもずいぶん小さかったけど、さすがベトナムのバインミーだけあって、パンがとても美味しかった。
まとめ
2024年夏にクイニョンに滞在した間に食べたレストランのうち、とてもよかった現地の大衆食堂をいくつか紹介しました。
「クイニョン フードストリート」は私としてはとくにおすすめです！
クイニョンの情報が、日本語でほとんどないなかで、参考になれば幸いです。
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